『ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 改訂版』より、自分で寝つく習慣を身につけてもらうための”寝つきをよくするメソッド”をまとめました。
授乳量やお昼寝時間などを調整しても寝つきが良くならないときには、この寝つきをよくする方法を試してみてください。
↓寝つきが悪い原因は何?という方は、まずはこちらからご覧ください。
寝つきをよくするメソッドとは
毎日規則正しくスケジュール通り生活させようとしても、寝つきが悪くなかなか寝る時間になっても寝付くことができないと、その分スケジュールが崩れてきてしまいますよね。
睡眠をスケジュール通り行う為には、寝つきの良さも重要になってきます。
このメソッドは、寝つきを良くして毎日同じ時間に寝ることを習慣付けるためのものです。
ステップ1
最初の3日間は、お昼寝の間はベッドではなくずっと抱っこで寝かせます。
赤ちゃんの頭を肘の内側に乗せ、手をバタつかせて起きる事がないよう、赤ちゃんの両手を胸の上でクロスさせて自分の手をその上から重ねます。
そして、静かで落ち着けるお部屋でお昼寝終了までずっと同じ人が赤ちゃんを抱っこして過ごします。
ステップ2
ステップ1の方法で3日間よく眠っているようでしたら、ステップ2に進みます。
ベッドに赤ちゃんを寝かせ、眠りにつくまで両手を胸の上で握ってあげます。
次の日は、眠りにつくまで片手を握ってあげます。
6日目は、赤ちゃんが眠たそうにしている状態でベッドに寝かせ、完全に眠るまで2~3分おきにチェックします。
注意点
寝つきをよくするメソッドは、寝つきが悪い原因(空腹や寝すぎなど)を改善してみたけれど、それでもまだよく眠れない場合に試す方法です。
まずは寝つきを悪くしている様々な原因に心当たりがないか検討し、その後寝つきをよくするメソッドを試してみてください。
特に、空腹で寝つきが悪くなっていないかはよく確認してください。
空腹が原因ではないと分かるまでは、本メソッドは始めないでください。
まとめ
赤ちゃんの寝つきが悪い原因に心当たりがない場合には、寝つきをよくするメソッドで赤ちゃんが毎日同じ時間に眠れるように手助けしてあげてください。
ただ、あくまでも補助的なものですので、本メソッドをメインに寝かしつけをするのではなく、寝つきが悪い原因を探り改善した上で、それでも寝つきが良くならない場合にのみお試しください。
寝つきをよくするメソッドでの寝かしつけが10分以内に終わる日が数日続いたら、今度は赤ちゃんが1人で寝つけるように「クライ・ダウン・メソッド」を試してみてください。
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