ジーナ式ネントレを始めるにあたって、必要となる物がいくつかあります。
ネントレを短期間のうちに最小の労力で成功させる為に、ネントレ開始前に必要な物は事前に準備しておいた方がよいです。
なお、赤ちゃんのお世話をする為に必要な一般的なグッズについては、リストから除外しています。
ジーナ式ネントレ必要な物リスト
- 遮光カーテン 必要度★★★★★
遮光カーテンは、できるだけ完全遮光の物を用意した方がよいです。
等級では遮光1級のものです。
これは、赤ちゃんに朝までぐっすりと眠ってもらう為にできるだけ暗い部屋が必要だからです。
赤ちゃんの眠りが浅くなったタイミングで部屋の中が明るいと、赤ちゃんは目を覚ましてしまいます。
特に夏は日の出の時間が早くなりますので、起床時刻よりかなり早い時間帯から部屋が明るくなってしまうでしょう。そうなると、わずかな朝日によって早朝のかなり早い時間に赤ちゃんが目を覚ましてしまうことになります。
部屋が明るい状態では、再度寝付いてもらうことも難しくなります。
このような状況を防止する為、遮光カーテンを使ってしっかりとお部屋を暗くしておく必要があります。
また、日中のお昼寝時でも、遮光カーテンでお部屋を暗くし眠りやすい環境を作ることができます。
- 調光用照明 必要度★★★★★
赤ちゃんが眠る予定の部屋の明かりが調整できない場合には、調光用の照明が必要です。
夜間の授乳やオムツ替え時、睡眠導入として徐々に部屋を暗くしていく時などに便利です。
- 電動搾乳器(母乳育児の場合) 必要度★★★★
完全ミルクで育てる予定の方は不要です。
ジーナ式では、母乳育児成功のカギは、搾乳と言っています。
搾乳器を使用した頻回搾乳によって母乳量を増やすことができたり、乳首へのダメージが減るので出血や痛みもなくなります。
母乳を事前に搾乳しておけば、夜間授乳の負担もかなり軽減されますし、母乳育児をしていても授乳を他の人に代わってもらうことができます。
体調不良時や年子育児で授乳時間がしっかりとれないという場合にも、搾乳器なら時間が空いたときに搾乳できるので、時間的に融通が利きやすいです。
授乳スタイルをどのようにするかというのは、赤ちゃんの子育てで一番価値観が影響してくる部分かと思いますので、絶対に必要!とまでは言いません。
けれども、母乳量の少なさや眠気、筋肉痛、乳首からの出血などなど、母乳育児をしたいが上手くいかなかったり苦痛に感じていたりするのであれば、母乳を搾乳するというのも選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。
- 母乳バッグ 必要度★
搾乳した母乳を冷凍保存する為のものです。
母乳は冷蔵庫で1日程度は保存可能ですので、1日では飲みきれない程大量に母乳が出るという場合以外はあまり必要ないかと思います。
特に産後すぐはあまり母乳の出は良くないかと思いますので、搾乳の状況を見ながら後日購入するというのでよいかと思います。
- 哺乳瓶(母乳育児・ミルク育児共に) 必要度★★★★
母乳育児の予定の方も、ミルク育児の予定の方も、哺乳瓶の使用をおすすめします。
母乳育児であっても、お母さん以外の人も赤ちゃんにミルクをあげる事ができますし、災害時などの不測の事態において母乳が出なくなった場合でも、哺乳瓶で水分補給をすることができます。
赤ちゃんの授乳の選択肢を増やしておくことは、お母さんの肉体的負担の軽減と不測の事態への備えとして有効かと思います。
- ベビーモニター 必要度★★★★
モニターで赤ちゃんの様子を確認できる物です。
お部屋に1人で寝かせておいても赤ちゃんの様子を確認できるので、赤ちゃんに何かあればすぐに気づくことができます。
特にお子さんが複数人いるご家庭の場合、赤ちゃんを別室で寝かせながら上の子をリビングで遊ばせるということもあるかと思います。そのような場合でも、常に赤ちゃんの様子をモニタリングできるので安心です。
赤ちゃんと同じ部屋で寝る・常に赤ちゃんの傍にいるという場合でも、ジーナ式ネントレでは寝室は暗くすることを推奨しているので、赤ちゃんの様子を確認するにはベビーモニターがあった方がよいかと思います。
- おくるみ(ブランケットやバスタオルでもOK) 必要度★★★★★
良質な睡眠の為に、赤ちゃんの体をしっかりとくるむことのできる布が必要です。
何かに包まれていた方が赤ちゃんは良く眠りますし、モロー反射で目を覚ましてしまうのを防ぐこともできます。
おくるみのサイズが小さいと、赤ちゃんのちょっとした動きで布がずれてしまい、モロー反射の衝撃を抑えることができなくなってしまいます。
おくるみは、包みやすいように厚手すぎず、しっかりと体に巻き付けることのできる大きめサイズの物が良いです。
我が家では、バスタオルを使用しました。
買って良かったネントレグッズ
ジーナ式ネントレでは必要な物として紹介はされていませんが、我が家がネントレの為に購入した物をご紹介します。
実際に使ってみて便利だった物や、安心感が得られたので良かった物です。
ネントレが上手く進まない方、初めての育児で緊張感や不安感が強い方におススメです。
- 体動センサー
赤ちゃんのオムツにつける体動センサーです。
我が家では、Snuza HERO(スヌーザヒーロー)を使用しました。
赤ちゃんのお腹の動きが15秒以上止まるとセンサーが振動し、それでも動きがない場合は警告音が鳴って知らせてくれます。
呼吸がない、もしくは呼吸がかなり浅い状態にあると警告音で知らせてくれるので、赤ちゃんの突然死(SIDS:乳幼児突然死症候群)の予兆をすぐに発見することができます。(注:SIDSを予防する物ではありません。)
我が家では、一人目妊娠時に購入し退院直後から装着していました。
初めての赤ちゃんだったので、”小さな命を守らないと!”と不安と緊張でいっぱいでした。
体動センサーの存在が、そんな不安感や緊張感を和らげてくれました。
赤ちゃんって、本当に静かに眠っている時があるから、”ちゃんと息してるの?大丈夫?”って心配になっちゃうことあるよね。
- 寝返り防止ベルト
布団もしくはマットレスに装着し、赤ちゃんが寝返りしないように仰向け状態でお腹を固定する物です。
我が家では、snoozzzという物を寝返りができるようになった頃から使用しました。
寝返りはできるけど、寝返り返りはまだできないという時期は睡眠時に非常に心配でした。
うつ伏せ状態のまま窒息なんてことになったらどうしよう、と思って使用しました。
- ホワイトノイズマシン
「ホワイトノイズ」と呼ばれる雑音を鳴らしてくれる物です。
我が家では、Dreameggのホワイトノイズマシンを購入しました。
テレビの砂嵐のような音の他、雨音や虫の音、オルゴール音、心臓の鼓動など様々な雑音を鳴らすことができます。
赤ちゃんが寝ている近くにホワイトノイズマシンを置いて雑音を鳴らしておけば、生活音をホワイトノイズが軽減させてくれるので、少しの生活音で赤ちゃんが目を覚ますということがなくなります。
二人目育児では、上の子が自宅にいるのでどうしても静かな住環境の中で寝かせてあげることが難しくなりました。そこで、生後1か月くらいから購入し使用し始めました。
赤ちゃんが眠っていると、起こさないように極力物音を立てまいと気を使って生活するようになりますが、ホワイトノイズマシンを使用し始めてからは、以前ほど生活音に神経質にならずに済んでいます。
以前はトイレの音や廊下を歩く足音にもかなり気を使っていたから、これは大助かり!
- バウンサー
赤ちゃんを乗せておけるゆりかごのようなベビーチェアです。
ネントレでは、赤ちゃんを寝かせる以上に難しいのが赤ちゃんを起こしておくことです。
ジーナ式ネントレでは、日中に寝すぎないことが非常に重要となってきますので、お昼寝をさせすぎないよう赤ちゃんをしっかりと起こしておく必要があります。
そこで活躍したのがバウンサーです。
眠そうな時にバウンサーに乗せてあげると、場所の変化からか体勢の変化からか、目が冴えるようです。
我が家のバウンサーは手動タイプでしたが、今でも毎日使用しています。
食後すぐにうつ伏せ状態になると吐き戻しの原因になるので、立って歩きだすまでバウンサーは欠かせませんでした。
また、じっとしていて欲しいときも、バウンサーに乗せておけばよいので助かりました。
ネントレ以外でもバウンサーは色々と活躍してくれるので便利ですよ。
まとめ
ジーナ式ネントレで必要な物
- 遮光カーテン
- 調光用照明
- 電動搾乳器(+母乳バッグ)
- 哺乳瓶
- ベビーモニター
- おくるみ
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