Gerber社が出しているライスシリアルは、離乳食としてとっても優秀!
離乳食初期から使えて、アレンジもしやすいんです。
使い方はとっても簡単なのですが、ライスシリアルって実際どのような物なのか見てみたいという方向けに、写真付きで使い方~アレンジまでご紹介します。
基本的な使い方
ライスシリアルは、さらさらとしたお米の粉です。
さらさらの粉をなにかしらの水分(母乳・ミルク・水など)で溶かして使用するのが基本的な使い方です。
熱くなくても溶けるので、使用する水分をわざわざ温める必要もありません。
ライスシリアルってこんな感じ
ライスシリアルの中身はこのような感じです。
シリアルという名前ですが、一般的に日本でイメージされるような粒が大きめのコーンフレークとは異なります。
小さじ1杯分のライスシリアルです。
100均の小さいココットに入れています。
100均のココットは小さいので片手でも持ちやすく、深さがあるのでココット内で離乳食を混ぜ合わせることもでき便利です。
白くてさらさらしていますが、小麦粉より粒は粗いです。
初めての離乳食レシピ
ライスシリアルは、まだ離乳食を開始していない赤ちゃんの、初めての離乳食としても使用できるものです。
パッケージには、初めてあげる場合は大さじ1のライスシリアルに、大さじ4~5の母乳・ミルクを混ぜるとあります。
だいたいシリアル1に対してミルク4~5くらいの割合で作ってねという感じです。
私は、離乳食を初めてあげる場合には大さじ1だと多いかなと思ったので、小さじ1から使い始めました。 離乳食開始時期や赤ちゃんの成長具合によって、量は加減してください。
小さじ1のライスシリアルに対して、水を小さじ4混ぜたものです。
非常に滑らかでとろっとしたお粥が完成しました!
常温のお水でも綺麗に溶けました。
混ぜ合わせるものはお水でも問題ありませんが、味は母乳やミルクで混ぜた方が美味しいです。
赤ちゃんも慣れた味つけですので、初めての場合は母乳やミルクを混ぜるのがおすすめです。
常温でも溶けてくれるので、体温ほどの母乳でも温める必要なくそのまま使用できます。
ただ、搾母乳を冷蔵庫で保存している場合には、母乳が分離していたりもするので軽く温めた方がよいかもしれません。
我が家では、始めはシリアル小さじ1に対してミルク小さじ5~6くらいで作っていました。
スプーンをくわえているうちに、唾液でシリアルが薄まっていくので、よだれがよく出る赤ちゃんにはシリアル1に対してミルク3~4くらいがよいかと思います。
離乳食に慣れてきたら
離乳食を食べることに慣れてきたら、シリアルの量を少しずつ増やしていきます。
商品説明によると、一食約15gで、内容量はだいたい15食分を想定しているそうです。
ですが、これはあくまで商品の栄養素を記載する際の目安量みたいなものなので、グラム量などはあまり気にしなくても大丈夫です。
いつも使用している器とスプーンで、おおよその食事量を把握できていればいいのではないでしょうか。
離乳食の導入では、シリアル1:ミルク4~5程度が目安でしたが、食べることに慣れてきたらミルク量の割合を少な目にしていきます。
シリアルに混ぜる水分も、ミルクだけでなくお出汁を混ぜてみたりと、赤ちゃんに甘味以外の味も覚えてもらいます。
お出汁以外にも、赤ちゃん用のコンソメやコーンスープの素なども市販されていますので、使用すると簡単に味に変化をつけられます。
他にも、お湯で溶かして使用するお肉やお魚の離乳食も市販されています。
シリアルに混ぜて一緒にお湯で溶かすと美味しそうですし、お肉やお魚もあげやすいですよ。
アレンジレシピ
基本の使い方に加えて、ライスシリアルは他の食材と混ぜアレンジして使用することもできます。
味にクセが少なく、すぐ溶けて混ぜやすいので、非常に使い勝手が良いです。
鮭ペースト
鮭にライスシリアルを加えると、とっても楽に鮭の離乳食ができあがります。
ミキサーに、塩抜きして骨を取り除いた鮭とライスシリアル、水を加えます。
ミキサーで数十秒混ぜ合わせれば、鮭の離乳食の完成です。
なめらかな鮭の離乳食のできあがりです。
お粥やライスシリアルに混ぜてあげれば、鮭のお粥になりますし、主食をじゃがいもにして混ぜ合わせてもいいですね。 魚は鮭以外のものでももちろんOKです。
シリアル+水(ミルクなどでも可)を混ぜることで、鮭だけをミキサーにかけるよりずっと粉砕しやすくなります。
また、ライスシリアルを加えたことによって、まとまりがよくなり扱いやすくもなります。
スープ料理
スープ料理にもライスシリアルは大活躍します。
スープを子どもにあげるのって、結構大変ですよね。
でも、ライスシリアルを混ぜ合わせることで、スープにとろみが出て、子どもでも食べやすくなるんです。
コーンスープにライスシリアルを少しずつ混ぜていき、好みのとろみにしていきます。
こんな風に、スプーンですくっても流れ落ちたりせず食べやすくなっています。シリアルは味・匂いにクセが少ないので、スープに入れてもそこまで味に影響してきません。
(ちなみにこのコーンスープは、コーン缶を汁ごとお鍋に入れ、ミルクとコンソメを入れて軽く温めたものです。)
ライスシリアルを混ぜ合わせることでスープにとろみがでるので、離乳食としてはもちろん、スープを上手に1人で食べられない子にもぴったりです!
水分の多い野菜料理
離乳食を作る際にどうしても困るのが、水分の多い野菜をどう作るかです。
水分の多い野菜を、小さい離乳食用スプーンで食べさせるのはかなり難しいです。
そこで、水分の多い野菜の離乳食を作る際には、ライスシリアルを混ぜ合わせるのがおすすめです。
スープの項目でご紹介したように、ライスシリアルを加えるととろみがでてまとまるので、かぶや大根のような水分の多い野菜の離乳食作りにも大活躍してくれます。
水分が多いので、ミキサーにかけた後でライスシリアルを少しずつ加えていき好みのとろみを作っていきます。
ライスシリアルは、離乳食のとろみだしとして片栗粉のような使い方ができます。
溶けやすくてダマにならないので、片栗粉よりも使い勝手がよいですよ。
ミルクシェイク
ライスシリアルは溶けやすいので、ミルクに混ぜて飲むということもできます。
ミルク120ccにシリアル小さじ1を混ぜて飲んでみましたが、味はほぼ変わりません。
舌触りは、よく意識してみればわずかにざらつきは感じられるのですが、普通に飲んでいたら気づかないであろうレベルでした。
ストローマグなど繰り返し使用するストローであげると、ストローの掃除がやや大変になると思いますので、あげる際にはコップか使い捨てのストローを差してあげるのがいいですよ。
離乳食を卒業して余ってしまったシリアルがあるのでしたら、ミルクに混ぜて期限内に使い切るというのが一番簡単で楽かなと思います。
パンケーキ
溶けやすく、味の主張が少ないライスシリアルは、パンケーキやおやきを作る際に生地に混ぜ込むといった使い方もできます。
簡単に栄養価をアップさせることができますし、生地にまとまりがでるので、焼き上がりがふっくらとします。
まとめ
- 離乳食導入期は、シリアル1:ミルク4~5 の割合
- 徐々にシリアルの量を増やし、水分量を減らす
- 慣れてきたらミルク以外の味付けも
- とろみだしとして大活躍
- 溶けやすく味にクセが少ないので、他の料理に混ぜ込みやすい
基本的な使い方以外にも、様々な使い方ができるので、自分なりのアレンジレシピを見つけてみてください。
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