ワンオペ年子育児 どうやって乗り越える?

年子育児の乗り越え方 年子育児

現在2歳と1歳の年子きょうだいの育児中です。
平日は1人で2人の子供のお世話をしています。
まだまだ先の長い育児生活ですが、ここまでの育児生活をどう乗り切ったかをご紹介します。

家事編

家事は、できる限り時間と手間を減らしていきましょう。

時間の見直し

家事を簡略化して、なるべく家事にかかる時間を短縮しましょう。
いっそのこと家事をやめてみる・頻度を減らすということも検討してみてください。

今まで習慣になっていた家事も一度見直し、やらなくてもよい家事・頻度を減らしてもよい家事・自分がやらなくてもよい家事と、仕分けしていきます。
家事時間を大幅に見直し、削減することで、その分を自分の体力温存・体力回復の時間に回すようにします。

家の中はすっきりと

できれば妊娠中に、極力家の中はすっきりと片づけておくことをおすすめします。

特に、子供が過ごすエリアに関しては、殺風景かなと思うくらいすっきりと片づけ、多めにスペースを確保しておきます。

これは、家事のしやすさ・お掃除のしやすさ・片付けのしやすさにつながり、家事にかかる時間や負担を大きく減らすことにつながります。が、一番は産後のイライラ防止対策です。

産後は肉体的にも精神的にもかなり大変な時期です。
そのような時期に、家の中がごちゃごちゃしていたら、かなりのストレスです。
産後のイライラを少しでも軽減する為、家の中はこれでもかという位すっきりさせておいた方がいいです。

事前の安全対策

子どもの成長を先取りして、事前に安全対策を行っていたほうがよいです。

年子での妊娠の場合、下の子妊娠中に上の子はまだ0歳~1歳と小さいので、お部屋の安全対策はまだあまりやっていないというご家庭もあるのではないでしょうか。
ですが、子供の成長スピードは速く、そしていたずら学習のスピードはもっと速いです。
下の子が産まれる前に、お部屋の安全対策を先取りで行っていた方が、赤ちゃんのお世話でバタバタしている時に上の子のいたずらで慌てふためくことはなくなります。

ドアノブに手が届くようになるのも、踏み台を使って高いところの物を取るようになるのも、本当にあっという間です。
私は対策が後手後手になってしまい、子どもに壊されたものは数知れず・・・。

緊急連絡先は見えるところに

緊急連絡先は、みなさんどのようにしていますか?

子供関係で必要な連絡先、特に小児救急電話相談などの緊急時に必要となる連絡先は、紙に書いてすぐ見ることのできる場所に置いておくか貼っておくかすることをおすすめします。

子供に何かあったときに、冷静でいられるとは限りません。
緊急時に必要となる連絡先は事前に調べてメモしておき、リビングなどの目に入りやすいところに置いておくと、パニックになりそうなときにも目に入り、そうだここに連絡だ!と気持ちを落ち着かせることができます。

育児編

毎日元気で機嫌良く子育てできるように、負担に感じるものはどんどん改良していきましょう。

ネントレ必須

ワンオペで育児を行うなら、ネントレ(お眠りトレーニング)は必須です。
なぜなら、親だって人間! 寝なきゃやってられないからです。

ネントレなしで1人で年子育児を行おうとすると、昼も夜もきちんと眠れません。
長期の睡眠不足が予想されますので、肉体的にも精神的にも死んでしまいますね・・・。
たとえワンオペ育児でなくても、ネントレはやっておいて損はないと思います。

ネントレで大変なのは、初めの1か月間くらいで、その後は子供の睡眠に関する負担がぐっと軽くなります。
上の子に寝かしつけが必要で、睡眠時間がバラバラなのであれば、なるべく早く上の子にもネントレを行った方が良いかと思います。

上の子のネントレは、下の子と一緒にまとめて行うのは結構大変です。
月齢が違うと睡眠スケジュールも異なるので、なるべくなら下の子が産まれる前に完了しておいた方がよいですよ。

母乳育児にこだわらない

私は、第一子と第二子をそれぞれ別の産院で出産しましたが、どちらも基本的には母乳育児を推奨していました。
産院がそのような環境だと、なんとしてでも母乳で育てよう!と考えてしまいがちですが、私は母乳で育てるということにこだわりすぎない方がよいのかなと思っています。
無理せず、便利で使えそうなものはどんどん使っていく、というのが、心と体の負担が少なくてよいと思います。

ですので、母乳育児にあまりこだわりを持たず、授乳が辛かったら粉ミルクや缶ミルクを積極的に利用し、胸が張って痛い・乳首が擦り切れて痛いのなら、搾乳器を使っていくというのがよいと思います。

産院側からの暗黙の母乳圧力を感じ、母乳を出さなきゃ・母乳が出ないなんてダメな母親だ・粉ミルクをあげるなんてかわいそうなどと思ってしまいがちです。
ですが、子供は粉ミルクでもすくすく元気に育ちますよ!

外出は時間に余裕をもって

子供連れでの外出は、外出準備から移動までなにかと時間がかかります。
年子だとこれが想像以上の時間のかかりようです。
徒歩5分程度の場所への外出も、支度から外出・帰宅まで1時間もかかってしまった!ということもあります。
1日の予定を立てる際には、かなーり余裕のあるスケジュールにする必要があります。
そうでないと、肉体的にも精神的にも余裕がなくなりイライラしっぱなしになります。

外出の際は予定を詰め込み過ぎず、授乳の時間にできるだけ重ならないような時間帯に出かけることをおすすめします。

便利グッズは積極的に活用する

世の中には、育児関連の便利グッズがたくさんあります。
育児用ミルク、市販の離乳食、バウンサー、搾乳器、ベビーモニター・・・育児を楽にしてくれるグッズはたくさんあります。

ですが、育児というのがまるで聖域かのように、子育てでは楽をすることや時間を短縮することに対して、抵抗感を持っている方もいらっしゃいます。
私は、お母さんが健康で精神が安定していることが一番だと思っているので、育児の便利グッズはどんどん活用して、育児の負担を軽減させるべきだと思います。

子供がかわいそう!って言ってくる人はいますが、そういう人が実際に手助けしてくれることはほぼありませんので、気にせず便利グッズを使っていきましょう!

健康編

健康がなにより1番大事! 育児で健康を害してしまっては育児ができなくなってしまいます。
自分の体のことも労わってあげてください。

完璧を目指さない

家事も育児も完璧を目指していると心が死んでしまいます。
理想の状態の3~4割の状態、赤点じゃなければOK!くらいでいるのが、気持ち的に楽かなと思います。

家事も育児も要所をしっかり押さえ、それ以外は多少おおざっぱでも気にしないようにしましょう。

我が家は壁にらくがきがあったり、床にカチコチの米粒が落ちていたりしますが、子育て家庭はどこもこのようなものだと自分に納得させています。
子供の食べこぼしもすぐ次の食後に汚れるので、多少の拭き残しはスルーして見なかったことにしています。みんなそうです。

疲れる前に休む

子育てってすごく気力・体力を消耗するのに、どうしても子供優先で自分のことは後回しにしてしまいがちですよね。
でも、是非子供と同じように、自分の体も労わってあげてください。

大切なのは、疲れを感じる前に休む!ということです。

しんどい・・・と感じてから休むのでは遅いです。
子育て中、特に0歳・1歳といった小さい子供を育てている間は、お疲れセンサーがしっかりと作動しない可能性もあります。
疲れを認識できず、突然倒れるなんてこともあります。
是非、こまめに休息をとってください。

産後だるさや疲れやすさを感じるようであれば、鉄分のサプリを摂取するのがおすすめです。また、月経前に体の不調を感じる・生理痛が辛い場合はピルの服用もおすすめです。

育児情報を見過ぎない

ついつい子育てに関する情報って見てしまいますよね。
なにか心配なこと・分からないことがあればもちろんのこと、特に何もなくてもなんとなく育児情報に目を通してしまいます。
育児に関する情報を収集することが、育児の一環のようになり習慣化してしまうと、意外と疲れてしまうものです。

情報過多は、頭も心も疲弊してしまいますし、必要以上の情報は不要な心配事や自己嫌悪・自己評価の低下につながるので、ほどほどにした方が良いでしょう。
芸能人の子育てSNSを見るのも、たまの息抜き程度がベストです。
寝る前のスマホ使用は睡眠の質を低下させますし、あまり頑張って育児情報を拾いにいかなくてもよいのかなと思います。

まとめ

  • 家事は時短&そもそもやらない
  • ネントレは必須
  • 育児便利グッズはどんどん活用
  • 自分の健康管理も重要

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