ジーナ式ネントレって何? やり方をざっくり解説

ジーナ式ネントレ概要説明 ネントレ

我が家では、上の子が生後1か月の頃ジーナ式ねんねトレーニング(通称ネントレ)を開始しました。
ねんねトレーニングとは、赤ちゃんのお眠りトレーニングのことで、赤ちゃんが上手く眠れるように訓練するというものです。

実際やってみてどうだったかというと、やって大正解!!でした。

夕方お風呂を入れて6時半ごろ布団に寝かせれば、寝かしつけなしで夜通し寝てくれます。

夜泣きもほとんどなく、現在2歳になる上の子の夜泣き回数は、10分程度のものを2、3回くらいです。
その夜泣きも、夜泣きといっていいのかどうか・・・夜泣きというより怖い夢でも見ていて寝言で泣いたというような感じです。そのままフォローなしで寝ついていました。
下の子も生後1か月頃からネントレを開始し、上の子同様寝かしつけなし・夜通し朝までぐっすり眠っています。

ジーナ式ネントレって何?

ジーナ式ネントレとは、赤ちゃんの頃からしっかりと決められたスケジュールの中で生活させることによって、睡眠も含めしっかりとした生活リズムを赤ちゃんに身につけてもらう為のトレーニングのことです。
生活リズムを身につけるトレーニングなので、ねんねトレーニングといいつつ、実際はねんね以外の事もきっちりスケジューリングされています。

赤ちゃんにスケジュールって必要?

ジーナ式ネントレの著者であるジーナ・フォードさんは、カリスマナニー(※子供のお世話をしてくれる人。ベビーシッターよりも専門性が高い)として活躍されてきたそうです。
ジーナさんはナニーとしての経験から、「赤ちゃんにはスケジュールが必要だ」と言っています。

その理由は、赤ちゃんの要求通りの育児をすれば必ず母子共に疲弊してしまうからです。

赤ちゃんとは、お腹が空けば泣いてミルクを欲し、お腹いっぱいミルクを飲んだら満足して泣き止み、眠くなったら自然と眠るもの。

ではないんです!!

ミルクを自分からは欲しがらなかったり、逆に必要以上にミルクを飲み過ぎ苦しくなってしまったり、長時間起き続けていたかと思うと、疲れすぎて寝付けなかったり・・・
赤ちゃんの要求通りにお世話をしていると、眠いのに上手く眠れず長時間泣き続け、お母さんも赤ちゃんも疲労困憊になってしまいます。また、赤ちゃん任せの授乳では、必要量の水分を摂取できずに脱水状態になってしまうこともあります。

ですので、ジーナさんは赤ちゃん主体の育児であるディマンド・フィード(要求されたら・与える)という育児方法には反対しています。
赤ちゃんの要求が、赤ちゃんにとってのお世話の正解とは限らないからです。

赤ちゃんの要求に耳を傾けつつ、上手に赤ちゃんをリードしていくことが大切です。
そのために、赤ちゃんにはスケジュールが必要なのです。

ジーナ式ネントレのやり方

ジーナ式ネントレには、ジーナさんのナニー経験から編み出されたルールがあります。
ここでは大まかにそのルールを解説します。

ジーナ式ネントレのルール

  • 正しいねんねサインを覚えてもらう
    ねんねサインとは、○○したら眠る時間なんだなと赤ちゃんに覚えてもらうサインのことです。
    眠る前のお決まりのルーティンと言ってもいいでしょう。

    このルーティンを「授乳」や「ゆらゆら抱っこ」などの行為にしてしまうと、寝かしつけが非常に大変になってしまいます。ですので、このような行為を睡眠とは関連付けないようにします。
    ねんねのサインは、部屋が暗くなった・ベッドに横になったなどにするのがよいそうです。

  • 長い睡眠前には必要な授乳量をしっかり飲ませる
    夜中にぐっすりと長時間眠ってもらう為に、長い眠りにつく前の最後の授乳ではしっかりと量を飲ませます。
    最後の授乳でしっかりとした量が飲めないと、空腹ですぐに目を覚ましてしまいます。
    その時間帯に少ししか飲めないようであれば、その一つ前の授乳を少な目に調整し、長い睡眠前の授乳ではしっかりと飲めるようにします。

  • 日中眠らせすぎない
    夜中にしっかりと長時間寝てもらうためには、日中に眠らせすぎないことが重要です。
    ぐっすり気持ち良さそうに眠っていても、眠らせすぎないようにお昼寝の時間を管理し、時間になったらしっかり起こすようにします。
    特に夕方に長時間お昼寝をさせてしまうと、18時半~19時にはすんなり寝付けなくなる可能性が高まります。

  • 日中のうちに必要な授乳量を飲ませる
    一日に必要となる授乳量のほとんどを、日中~夜にかけてきちんと飲ませることが必要です。
    日中のうちに必要量がしっかりと飲めていれば、深夜に空腹で目を覚ますことがなくなります。

  • 眠る前に興奮させすぎない
    眠る前には、赤ちゃんを興奮状態にしないことが大切です。
    興奮状態では、眠る時間が来てもすんなり眠りにつくことが難しくなります。
    特に夕方以降は、夜の長い眠りに備えてなるべく興奮させないようにゆったり静かに過ごします。
    赤ちゃんのあやしすぎには注意が必要です。

ジーナ式赤ちゃんのスケジュール

ジーナ式ネントレは、ネントレルールに加えて、生後の週数ごとに決められた生活スケジュールがあります。
生活スケジュールはあくまでも目安ではありますが、基本的には毎日きっちりと時間通りに生活していくことになります。

ジーナ式赤ちゃんの授乳量

ネントレルールからも分かるように、ジーナ式ネントレは赤ちゃんの授乳量コントロールも要となっています。
生後の週数はもちろん、一日の中でも一回あたりの授乳量は変動します。

まとめ

  • ジーナ式ネントレは、赤ちゃんに正しい生活リズムを身につけてもらう為のトレーニング
  • 毎日同じスケジュールに沿って規則正しく生活する
  • 赤ちゃんの授乳量・睡眠時間はきっちり管理
  • 正しいお眠りサインを覚えてもらえば寝かしつけ不要

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