我が家は子供2人分の養育費・教育費を貯めていく必要があるので、”子供が小さいうちが貯め時!”と思って、無理せずコツコツと節約生活実践中です。
今回は娯楽費・レジャー費について、楽しい思い出を作りつつしっかり節約していく方法をお話します。
娯楽費の節約
娯楽費やレジャー費は、子供に色々な経験や思い出を与えたいと思うとあまり切り詰めたくはない部分です。
ですが、無計画に出費を重ねると家計が破綻しかねない要注意項目でもあります。
娯楽やレジャーにかかる出費は、どうしても高額になりがちです。
家計破綻を招かない為にも、事前に年間の予算を決めて計画的に出費をしていく必要があります。
無料の施設を利用
できる限りお金をかけない楽しみを見つけることが、娯楽費の節約にとって非常に重要です。
日々の子供との娯楽は、お金のかからない場所を利用して楽しみましょう。
公園、図書館、子育て支援センター・児童館、幼稚園や保育園の園庭開放など、無料で遊べる施設は多くあります。動物園や水族館、庭園なども、場所によっては無料で利用できたりします。
無料で利用できる施設を積極的に利用することで、日々の娯楽費はかなり節約できます。
うちの近くの公園は遊具がほぼないので、幼稚園や保育園の園庭開放は本当に助かっています。
曜日や時間帯が決まっているのですが、短い時間の中でも子供たちはよく遊んで満足しているようです。
ただし、ショッピングモールなどの商業施設は、無料で利用できてもレジャー感覚で行くのは避けた方がよいです。
お店の中に入るのは無料でも、店内でお金を使ってしまう可能性が非常に高いです。
子供のおねだりをなだめるのも大変ですし、魅力的な商品を前にして我慢するのは精神的にも辛いです。
お金を使ってしまいそうな所に目的なく行くのは危険ですので、ご注意ください。
無料イベントを楽しむ
子供が楽しめそうな無料イベントも娯楽費の節約には要チェックです。
図書館では定期的に絵本の朗読会を開催していたり、児童館や子育て支援センターではハロウィーンやクリスマスなど季節ごとの行事を開催していたりします。
幼稚園によっては、未就園児向けにイベントを開催していることもあります。
自治体が発行している広報誌や公共施設の掲示板にはイベント情報が多く載っていますので、是非こまめにチェックしてみてください。
屋外イベントでは消防車やパトカーが来ることがあります。
運転席に乗せてもらったり一緒に写真を撮ったりできるので、毎回うちの子たちは大喜びです。
小さい子供はすぐ疲れたり飽きたりしますので、気軽に参加できる無料イベントに短時間参加するくらいが、親子の負担が少なくてちょうどいいなと感じています。
お得な入園情報をチェック
動物園や水族館、遊園地、アスレチック施設など、入園料などが必要となるテーマパークに行く際には、事前にお得な情報をチェックしましょう。
入園料が割引になる曜日や時間帯があったり、HPにお得なクーポンがあったりします。
子供向けのテーマパークでは、こどもの日やお誕生月に入園料を無料にしていることもあります。
是非、テーマパークは事前の下調べで節約してみてください。
富士山こどもの国では、毎月第3日曜日に入園料無料キャンペーンを開催しています。
通常なら大人1人830円(2023年1月時点)かかってしまうので、我が家は無料の日を狙って遊びに行っています。
割引券ゲット
スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの店内には、テーマパークの割引券が置いてある場合があります。
そのような場所に置いてある割引券はほとんどの場合”ご自由にどうぞ”のスタイルなので、行ってみたいテーマパークの割引券がないか気軽にチェックしてみてはいかがでしょうか。
事前購入でお得に
テーマパークのチケットは、コンビニなどで事前に購入しておくと割引価格だったり、クーポンをもらえたりします。
事前に購入しておけば子供を連れてチケット購入の列に並ぶ必要もなくなりますし、チケットもお得に購入できてしまいます。
行きたいテーマパークのチケットがコンビニで発券されるかどうか、是非確認してみてはいかがでしょうか。
フリマアプリ
利用したいテーマパークに割引などのお得情報がなさそうな場合には、メルカリなどのフリマアプリをチェックしてみてください。
株主優待などで頂いた施設利用のチケットや割引券などを、フリマアプリに出品している方が多くいます。
事前にフリマアプリで割引券などを購入しておくと、かなりお得にテーマパークを利用できたりします。利用したい施設の割引券などが出品されてないか、是非フリマアプリ内で探してみてください。
株主優待
頻繁に利用する施設であれば、株主優待が受けられないか調べてみてはいかがでしょうか。
フリマアプリで割引券を購入するのも良いですが、頻繁に購入するのであればご自身で株を購入して株主優待券を貰う方がお得になります。
入園料や乗車券に結構お金がかかってしまう有名テーマパークも、株主優待券を利用すればお得に遊ぶことができます。
また、テーマパーク以外ですと外食チェーン店の株を購入しておくと外食費(うちでは娯楽費)が節約できてお得です。
株への投資は個人によって許容リスクに差がありますので、子育て家庭に一様におすすめはしません。
ですが、意外と5万円以下で買える株も多くあったりします。余剰金があるなら少額からチャレンジしてみてもいいかもしれませんよ。
行事費用の節約
我が家では、年中行事やお祝い事などのイベント費用も娯楽費として管理しています。
子供が産まれるとたくさんの行事予定が増えるかと思いますが、大きな出費がかさみやすい部分でもあります。
特に子供のお祝い事は要注意です。
子供のお祝い事には祖父母などの親戚も参加することが多く、様々な人が口を挟んでくる可能性が高いからです。
そのため、当初の予定以上に出費がかさんでしまいがちです。
また、お祝い事の費用は高額なものが多いので、色々見ているうちに金銭感覚が麻痺しがちです。
普段のお買い物なら躊躇してしまうような金額でも、なぜか安い・お得だと思ってしまうので要注意です。
頭がお祝い事ムードになるとなぜか出費に対して寛容になってしまうので、普段の食品や日用品のお買い物でも注意が必要です。
お祝い事の雰囲気に流されないよう、事前にしっかりと出費の計画を立て、こだわりのない部分に関してはやらない(お金をかけない)という決断が必要です。
もし周囲の人から”これじゃかわいそう”などと言われたら、”将来の教育資金に回したい”とはっきり言ってみてはいかがでしょうか。
それでも食い下がるようでしたら、教育資金の贈与についてお話されてみてはいかがでしょうか。明るくにっこり笑顔で口座番号の紙を渡せば、大抵の場合静かになるのではないでしょうか。
やりたいこと・欲しいものを取捨選択
子供が産まれると、さっそく生後7日からイベント事が始まります。
子供のお祝い事は本当にたくさんありますが、すべてをやろうと思うとかなりの出費になってしまいます。
まずは、やりたいイベント事と特にやらなくてもよいイベント事を明確にします。
そして、やりたいと思う事以外は一切やらずに済ませるのが節約のポイントです。
また、イベントで使用する品なども購入には慎重になった方が良いです。
購入したい物は何かを明確にして、それ以外の物は買わないようにします。
必要だけどこだわらないという部分に関しては、レンタルできる物はないか、中古で安く済ませることはできないかなどをよく検討してみてください。
特に慎重に検討していただきたいのが、お節句の品です。
最近は、お雛様や兜などをご実家ではなく各ご家庭で購入される場合も多くなってきているそうです。お節句の品はかなり高額ですから、購入は急がない方がよいかと思います。
子供が少し大きくなってから、各ご家庭の住宅事情なども考慮して購入を検討しても遅くはないかと思います。
初節句までには用意したいという方もいると思いますが、産後の疲れた体と頭で急いで判断するのは結構リスクが高いように感じます。
せっかく高いお金を出して買ったのに、サイズが大きくて飾る場所がない・収納する場所がない・管理が面倒など、悩みを増やしてはもったいないです。
産後の”うちの子可愛すぎー!”状態は、高い物でもどんどん買ってしまいがちな危険な時期です。高額な物の購入は、この時期が去ってからにした方が良いですよ。
自分でやる
やりたいイベント事の中でも、こだわりたい部分とこだわらなくても良い部分がないか考えてみてください。
こだわりたい部分にはお金をかけ、こだわらなくても良い部分に関しては極力お金を使わないようにします。
メリハリをもって出費をすれば、しっかり子供の行事をやりつつ節約することができます。
こだわりのない部分に関しては、手作りしたりするなど”自分たちでやる”ことで出費を抑えることができます。
ケーキは簡単に手作りできますし、100均ではイベント用の飾りつけがたくさん売られています。七五三の着付けも、動画を見ながら何回か練習すれば案外なんとかできてしまいます。
ちょっと自分たちで手間をかけるだけで、数千円~数万円は出費を抑えることができるので、無理のない範囲で挑戦してみてはいかがでしょうか。
子供がいると写真を撮る機会が多くなると思いますが、皆さまはどうされているでしょうか。
我が家は特にこだわりがなかったので、お祝い事の写真もフォトスタジオなどは利用せず自分たちで写真を撮ってアルバムを作りました。
子供たちも自然体で写真に写っているので大満足ですし、手軽に見られるフォトアルバムにしたことで家族みんなが思い出を見返しやすくなっています。
日程をずらす
クリスマスや七五三など日付が決まっているようなイベントは、日付にこだわりすぎない方が出費を抑えられます。
日付が決まっているようなイベント事は、ほんの少し世間と日程をずらすだけで、お得にサービスが受けられたり安く購入できたりします。
七五三など外で行うものであれば、混雑を避けられるというメリットもあります。
日付にこだわりのない物に関しては、日程をずらすことを検討してみてはいかがでしょうか。
七五三の衣装をレンタルされる方は、日程を少しずらすだけでお安く借りられたりしますし、クリスマスケーキも次の日には割引されています。
日付の決まっているイベント事は、その日程に合わせて割高な価格設定となっています。
少しでも出費を抑えるのなら、割高になる日は避けるのが得策です。
まとめ
娯楽費の節約では、メリハリを持って出費することが大切です。
無料で楽しめるものを多く見つけ、たまのお出かけではお得情報をフル活用しましょう。
イベントは、やりたいことのみに絞って出費し、計画的に予算立てしていきます。
娯楽費は、子供が大きくなるにつれて出費がかさんでくる項目でもあります。
赤ちゃんのうちから娯楽費を積み立てておき、年間の予算枠内で出費するようにしてみてはいかがでしょうか。
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