1日の家事時間トータル1時間にする10の方法

時短家事の方法10 家事

家事よりも子供たちと過ごす時間を優先させたいので、なるべく家事は手短に済ませています。
そんな我が家は、子供の離乳食が終わったこともあり、1日の家事時間がトータルで1時間程度となっています。

現在の家事時間

  • 食事準備・片付け 約10分×3食
  • 食事作り 約20分
  • 掃除 約1~2分
  • 洗濯 約5分
  • その他(買い物注文、ゴミをまとめるなど) 約3分

家事作業の見直し

年子の子供を妊娠した頃、まず始めたのが今やっている家事作業の見直しです。

家事作業を、①やらなくてもよいもの・②頻度を落としてもよいもの・③自分でやらなくてもよいものに仕分けして、なるべく自分がやらなくてはいけない家事の作業を減らしました。

この中で一番重要なのは、”やらなくてもよい家事”を選別していくことです。
今までやっていた当たり前の家事を、思い切ってリストラしていきます。

自分のことは自分で

やらなくてもよい家事で、最も力を入れて再確認して頂きたいのが、”夫のお世話”です。

夫は大人ですから、お世話は不要だと思うのですが・・・なぜか当たり前のように夫のお世話をしている方が多くいるようです。
朝夫を起こしたり、着替えを用意したり、飲み物をコップに入れてあげたり・・・大人ですから全部1人でできます。

”自分のことは自分でする”をスローガンに家事を仕分けしましょう。

妻が働いているか、専業主婦なのか、は関係ないと思っています。
自分の身のまわりのことを他人にさせるのは、使用人のいる貴族階級の人です。
夫にお願いされたら、”貴族ですか?”と尋ねてみましょう。

家電を活用

家事の作業を見直しても、どうしてもやらなければならない家事は残ってしまいます。

残った家事作業の中で、オートメーション化できるものを検討します。

服を洗うのを洗濯機に任せるように、食器を洗うのも食洗器に任せましょう。
家電の購入はある程度まとまったお金が必要となりますが、購入金額以上の価値をもたらしてくれます。是非、購入を検討してみてください。

定期的に家事サービスを利用するのも良いですが、家電を購入した方が安上がりではないでしょうか。特に毎日使用するような家電は、すぐに元がとれると思います。
自宅に他人を入れるのが嫌な方、家事をお願いしている間は気を遣って休まらない方なども、家電の導入の方が気が楽ですね。

部屋はすっきり

家事作業を楽にしたいのならば、絶対に部屋はすっきりとさせておいた方がよいです。

物が多いと掃除が大変になりますし、埃やカビも発生しやすくなります。
要らない物がある場合には捨てて、部屋の中をすっきり片づけましょう。

ミニマリストになることをおすすめしているわけではありませんが、子供が産まれると、びっくりするくらいあっという間に物が増えます。
子供が産まれる前に、部屋や収納スペースはかなり余裕をもって空けておいた方が良いですよ。

インテリアも見直す

子供が日中多くの時間を過ごす部屋は、殺風景なくらいすっきりさせておいた方がよいです。

インテリア雑貨がお好きな方もいるでしょうが、家事の手間を減らしたいのでしたらインテリアは極力ない方が良いかと思います。
特に子供が小さいうちは、子供が触って汚す・壊す・怪我する・飲み込む等、色々と大変なことが発生してしまいます。

かわいいお部屋は素敵ですが、子供が小さいうちはインテリアで癒されるより、むしろ精神的な疲労が増えると思いますよ。
お気に入りの物はしまっておき、少し子供が大きくなってから飾ってみてはいかがでしょう。

おもちゃコントロール

子供が産まれると、あっという間に物は増え雑然とした部屋になってしまいます。

その大きな一因は、子供のおもちゃが大量に散らばるということです。

おもちゃの数を絞って、おもちゃ用の収納棚に置いておきます。
夢中になって遊んでいるおもちゃを棚に置き、飽きてしまった物は別の収納スペースの中にしまっておきます。そして定期的におもちゃを入れ替えていくというのがおすすめです。

食事にはこだわらない

家事の中で、最も時間と労力を要するのは”毎日の料理作り”です。

毎日家庭で食べる食事にこだわると、限りなく家事時間は伸びていきます。

毎日の食事にはこだわらず、時間と心に余裕のあるときにだけ料理は頑張るようにしましょう。

献立の固定化

献立をある程度固定化してしまえば、日々の献立で悩むことはなくなります。

”朝はパン、水曜はパスタ”など大まかに献立を固定化してもいいですが、もっと具体的に”水曜日はたらこパスタ”と決めてしまう方が楽です。

作るのが簡単なレシピをいくつか覚えておき、そのレシピで献立をローテーションしましょう。

便利食材の活用

料理の手間を減らしてくれる食材や食品は積極的に活用していきます。

冷凍食品や缶詰、レトルトのソースなどを取り入れて料理時間を短縮します。

定期的に食品を届けてくれる宅配サービス(オイシックス、コープ、パルシステムなど)は、買い物の手間も減らせますし、離乳食作りに便利な商品や簡単調理でOKなミールキットも取り扱っていますので、忙しい子育て家庭にはぴったりです。

トースター、炊飯器、レンジを活用

料理にも積極的に家電を活用していきます。

最新の調理家電を購入しなくても、以前からある家電をもっと活用していけば手間を大幅に減らすことができます。

炊飯器はご飯を炊く以外にも圧力鍋のような使い方ができますし、トースターではパン以外の物を焼いたり揚げ物を作ったりもできます。蒸し野菜は、電子レンジを使用すれば簡単にできます。

調理家電をどんどん活用することの最大の利点は、家電調理中は手が空くということです。

子供が小さいうちは集中して料理に取り組むことが難しくなるので、セットしたら家電にお任せというのはかなり助かります。

ながら家事

調理家電に料理をお任せしている間は手が空くので、その間に別の家事をするとより家事時間の短縮になります。

電子レンジ加熱をしている間の少しの時間で食洗器に食器を入れたり、テーブルを拭いたりします。

ついでにちょこっと掃除

ながら家事の組み合わせとして相性の良いものは、”ちょこっと掃除”ではないでしょうか。

特に台所は非常に汚れやすいところですから、調理家電にお任せしている隙間時間に手が空いたらキッチンペーパーなどで飛び散った油汚れをさっと拭いてみたり、蛇口周りの水滴を拭き取ったりしてみてください。

掃除は、適当でもこまめにやった方が綺麗な状態を維持しやすいので、台所以外の場所でも10秒程度のちょこっと掃除を習慣にしてみてはいかがでしょうか。

手間のかかる物を排除する

掃除の手間を増やす物は思い切って処分してみると、気持ちがかなりすっきりします。

例えば、トイレやバスのマット類をなくすと、定期的にマットを洗濯したり掃除の度に移動させたりといった手間が全くなくなります。

他にも、カーペットや絨毯、お風呂場の椅子や浴槽の蓋、傘立て、生ごみかごなど、なくてもそれほど困らない物を処分すると、物を維持管理する手間や時間がゼロになりますので、毎日の家事が本当に楽になります。

物の位置を再確認・再配置

なくてもそれほど困らない物を処分した後は、日々使用する必要な物が残ると思います。

次に、日々使用する必要な物の位置を確認してみてください。

物の置き場所は本当にここで良いだろうか、ここに置くことで手間を増やしてはいないだろうか、と再確認します。そして、よりベストな場所へ物を移動させます。

我が家ではシャンプー等のお風呂場で使用するボトル類は、洗面所に置いています。

お風呂場に置きっぱなしにすると、ボトルの底や台がすぐ汚れますので、使用後はさっと水気を拭きとって乾燥した状態で置いてあります。

食品・日用品の定番化とまとめ買い

日常的に繰り返しよく使用する物は、定番化してしまいまとめ買いをしておくと楽です。

様々な商品を比較・検討・選択・決断することは、案外時間がかかることですし、精神的な疲労につながります。
体を動かすと体力が消耗するように、決断することにも意志の力を消耗してしまうそうです。

子育てをしていると、考えることや決めることが膨大にあります。
重要でないことはいちいち決断せず、なるべく意志力を残しておいた方がよいのではないでしょうか。

家事の流れを始めに確認

考える・決める・行動に移すということを、生活の中で日に何度も繰り返す必要がどうしてもでてきてしまいますが、毎日の家事作業に関してはなるべく思考のプロセスを少なくしましょう。

一日の家事を始める前に、どのような家事作業をどのような順番でやるのかということをあらかじめ決めてしまいます。
そして、家事疲れをおこさない為にも、一番大切なのは時間を決めてしまうことです。

家事時間をあらかじめ決めてしまい、その時間内で家事を済ませます。そして、やり残しがあっても家事の続きはやりません。時間が余った場合には、作業を追加したりもしません。

家事のやり残しが出てきてしまった場合には、時間設定に対して作業量を詰め込みすぎということです。この場合、時間を長めに設定し直すより先に作業量を見直した方が良いですよ。
一日に何時間も家事をやっていたら疲れるので、合計1時間~1.5時間程度が限界ではないでしょうか。

まとめ

  1. 家事作業の見直し
  2. 部屋はすっきり片づける
  3. おもちゃコントロール
  4. 食事にはこだわらない
  5. 家電を徹底活用
  6. ながら家事
  7. 手間のかかる物を処分
  8. 物の定位置を再確認
  9. 定番化とまとめ買い
  10. 家事の流れを始めに確認

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