年子育児のメリット10選

年子育児の魅力 年子育児

年子育児というと、「つらい」「大変」「壮絶」「やめた方がいい」などなど、ネガティブでマイナスなことばかり耳にします。
実際年子で育児をすることは大変ではあるのですが、年子育児にだって良いところはたくさんあるんですよ!

年子育児というと、つらい面やデメリットばかり耳にするので、年子育児の良い点について取り上げていきます。

育児期間が短い

まず、なんといってもコレ! 育児期間の短さですね。

年子育児の場合、子育て終了までの期間が一番短いです。
きょうだいで年が離れれば離れるほど、その分育児期間は長くなります。

子どもが小さいうちは色々と手がかかりますが、その期間も年子だとあっという間です。
育児の大変さがいっぺんに終わってしまうことが魅力です。

妊娠・育児の記憶がまだ残っている

年子育児の場合、一人目と二人目の妊娠・子育て時期が近いので体や頭がしっかり妊娠・育児を覚えています。

妊娠中の過ごし方は一人目と二人目で違ってしまいますが、妊娠・出産についてのことはまだしっかり記憶に残っています。
こういうときはこうだったなー、これをすれば楽だったなー、これは便利だからまた使おうなどなど、一人目の妊娠・出産の経験が二人目ですぐに活かせます。

子育てに関しても、赤ちゃんのお世話の仕方はばっちり覚えていますし、成長・発達の具合や気を付ける点などについても記憶に残っています。
育児で困った点や不安に感じた点などもつい最近のことなので、二人目育児ではすぐに解決できます。

産後ダイエットが一回ですむ

産後のダイエットを出産の度におこなう必要がないのは、個人的にかなり魅力的です。
もともと運動習慣がある人や、ダイエットに苦労しない人は特に大きなメリットとは言えないかもしれませんが、私はご飯を食べることが大好きで激しい運動は嫌いなタイプなので、ダイエットはできれば1回で済ませたいと思っていました。

年子で妊娠した私の場合、産後自然と体重が落ちている時期に二人目の妊娠となったので、一人目の産後ではダイエットはしませんでした。
そして、二人目の産後、体調が回復してから少しずつダイエットを開始しました。
産後のダイエットを複数回繰り返す必要がなかったのが、本当に良かったです。

頭の切り替えが不要

子供たちの年が近いので、お世話をする際の頭の切り替えが必要ありません。
産まれてまもない時期を除いて、だいたい同じようなお世話の仕方で済みます。

月齢の違う子供の育児では、年が離れれば離れるほどお世話内容が違ってきますので、その度に頭を切り替えて煩雑なお世話をしていく必要があります。
その点、年子育児はまとめてお世話ができるので助かります。

赤ちゃんへの感染症対策がしやすい

子供がいるご家庭では、病気、特に感染症に関してはかなり気を使っているのではないでしょうか。
0歳児のいるご家庭はなおさら、赤ちゃんへの感染にはかなり注意して生活しているかと思います。

年子育児の場合、下の子が0歳児の時上の子はまだ1歳~2歳なので、感染症対策が比較的楽にできます。
1歳児なので、1日中お部屋遊びだけでも十分満足してくれるので、感染症流行時に外に連れ出す機会が少なくてすみます。まだ幼稚園に通う月齢ではないので、他者との接触を最小限に抑えることも容易にできます。

年が離れていれば、上の子が幼稚園や保育園、学校に行くでしょうから、どうしても病気をもらってきてしまいます。そして、家庭内感染を防止するのはかなり大変です。
0歳児に病気が感染した場合、重症化リスクがあがるので、入院というケースも十分考えられるでしょう。

下の子への感染を防げたとしても、ママ・パパへ感染すれば、病気の状態で子供をお世話することになりかねません。病気でつらい状態なのに、その状態で感染症対策をしつつ小さい子供のお世話をするなんて、これはもう辛すぎますね。

おもちゃの管理が楽

年子きょうだいだと、おもちゃを共有して使うことができるので管理が楽です。

年が離れていると、対象月齢の違いからおもちゃの共有が難しくなります。
上の子が使っているおもちゃが、下の子にとっては危ないという場合があるからです。

年子きょうだいの場合、そのような月齢差によるおもちゃの危険性がかなり少なくなります。

おもちゃの対象月齢基準で一番大きなものは、3歳未満と3歳以上の区別です。
3歳未満の子供の場合、誤飲・誤嚥の可能性が多分にあるので、それを考慮したおもちゃの設計になっています。ですが、3歳以上のおもちゃになってくると、小さな部品等も含まれてくるので、3歳未満の子とおもちゃの共有は難しくなってきます。

月齢によるおもちゃの区別管理が必要とはいえ、実際に行うとなるとかなり難しいのではないでしょうか。
上の子が使っているおもちゃを下の子はどうしても使いたがるでしょうし、おもちゃで遊んでいる間、ずっと目を離さないでそばにいるなんてことは不可能に近いことでしょう。

妊娠・育児用品をすぐ処分できる

妊娠期間中~産後・乳児期にだけ使用するものってありますよね。
短期間しか使用しないものは、また買い直したくないので次の妊娠・出産・子育てに備えてとっておきたくなります。が、そうすると邪魔!なんですね。

産後は育児グッズも増え、部屋のスペースを圧迫することになります。
かさばるオムツのストック、ベビーベッドにバウンサーなどの大型赤ちゃん用品、増え続ける子供のおもちゃ達・・・さらに、すぐにサイズアウトする子供服が、毎年加わり続けます。

もう収納がパンパンになり、一刻も早くスッキリさせたいという衝動に駆られます。
年子育児の場合、そのスッキリが最短で訪れます。

一緒に遊んでくれる

年子きょうだいの場合、年が近いので(仲良く遊ぶかは別として・・・)一緒に遊ぶことが可能です。
年が離れれば離れるほど、同じ遊びで楽しむことは難しくなります。
上の子が下の子に合わせて遊ぶことはできるでしょうが、どうしてもお世話するという感じになってしまいます。

年子きょうだいの場合、年が近いので興味・関心の対象がそこまで異なることがないので、一つの遊びを一緒に遊ぶことが可能です。育児をする側としても、二人同時に気を引くことが可能なのは助かります。

お出かけを合わせやすい

年が離れていると、下の子が小さいうちはどうしても上の子のお出かけには制限がかかってしまうのではないでしょうか。赤ちゃんを連れて遠出をしたり、テーマパークやイベントに行ったりするのは、かなり大変なことです。日常の外遊び程度の外出でも、長時間の公園遊びなどに付き合うのは大変かと思います。

年子きょうだいの場合は、子どもが小さい時期が重なるので、外出の予定を合わせやすいです。
遠出の外出やテーマパークへ行く時期などを下の子に合わせて予定を組んでも、上の子もまだ小さいので精神的に我慢させることはほぼありません。
赤ちゃんを連れて、テーマパークなどの人込みに行かずに済みます。

行事参加が楽

きょうだいで年が離れていると、下の子の妊娠期間中や乳児期に上の子の幼稚園や保育園、学校の行事に参加することになります。
妊娠中や赤ちゃん連れで、親子遠足、親子参観(授業参観)、保護者活動などの行事に参加するのは大変でしょうし、園の見学や入園・入学準備の時期と重なると、やることが多すぎて倒れそうです。

また、幼稚園・保育園と小学校など、上の子と下の子の通っている場所が異なる場合、それぞれの通っている場所ごとに活動内容が増えていきます。
年子育児の場合、複数の場所を行き来する期間は最短の1年で済みます。
運動会や参観日などの行事も同様に、大変なのは1年間だけで、1年後には二人で同じところに通うので二人一緒に行事を済ませることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
意外と年子育児には良い点がたくさんあると思いませんか?

年子育児は大変と言われていますが、大変さのピークは今のところ、下の子が産まれてから3~4ヶ月くらいまでかなと思います。
その3ヶ月間の大変さを乗り越えれば、むしろ年子の方が楽かもしれません。

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